メンバーの自己実現
「私らしい生き方をめざして!」
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パイ焼き窯
Aさん:菓子作りで技能職員・体調安定→自営業を継ぐ
一級建築士の資格を生かして企業で働いていました。うつ病を発症し、やがて退職。服薬が合わず何年も不調が続きました。保険師の紹介でパイ焼き窯を利用開始。物作りが得意ですぐにお菓子作りにチャレンジし、次々と新しいお菓子作りをものにしました。その後、不調の波を何度か繰り返す中でストレス管理が上手くなり、源氏は窯を卒業して自営業の跡取りとして頑張っています。
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パイ焼き窯
Bさん:窯3班の経験・PSW資格取得→機能職員
大学時代に統合失調症になりました。入院・自宅治療後、ある作業所の紹介でパイ焼き窯の利用を開始。ヘルパー資格を取得し窯での訓練と併用して働きました。自分の出来る事を精一杯する真面目な性格の人です。やがて「自分と同じ病で苦しんでいる人の役に立ちたい」と精神保健福祉の勉強を開始し見事国家資格を取得。薬5年半の利用を経て、現在はパイ焼き窯技能職員として働いています。
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パイ焼き窯
Cさん:自宅生活→菓子班→就職・生活の自立
Cさんは、学生時代に発症してからは自宅で過ごす日々でした。躁と鬱が交互に現れる生活に、自分も家族も不安を強く持たれていました。「家族からの信頼を得るために自分の体調管理を積極的にする事・窯の問題を家に持ち帰らず職員と解決する」を大切に訓練を継続し、徐々に自分らしい生活を創っていきました。6年間の利用後に就職して早6年。家族との距離の取り方も上手くなりました。この春には念願の独立生活の知らせが届きました。
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パイ焼き茶房
Dさん:夢の途中~
メンバーを卒業後、技能職員として活躍するDさん。主にドリンク作りを担当していますが、接客から包装までこなし、中でもクレーム対応はピカイチ。「お給料も嬉しいけれど責任ある仕事に意欲を感じる」そうです。茶房初の技能職員。慣れない仕事と立場に苦労もありましたが、お客様に喜んでいただきたい一心で乗り越えてきました。「前向きであればいい事がある」の持論はメンバーにもお伝えしたいとこ。「今後は人の相談にのりたい。それが仕事になれば最高!」と新しい夢に向かっています。
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しごとも
Eさん:仕事と趣味のDJで生活の充実を!
高校時代はサーフィンとバイトに忙しい日々でした。卒業後は家族の美容室を継ぐ為に専門学校で学びました。資格取得後に就職先の美容院で発症。その後いくつかのバイトにトライしましたが再発により働き続ける事が出来ません。やがてしごとねっとに相談の上障害オープンで働く事を決心し「しごとも」と出会いました。現在5年目。洗濯やヘルパー補助の仕事と後輩の指導にも当たり雇用保険にも加入しています。仕事の合間には大好きなDJを楽しんでいます。
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グループホーム
Fさん:GH3年利用→アパート生活+経済的自立
祖父母と暮らし日中はしごともでメール便配達の仕事をしていました。2005年法人はる念願のGH「はるの邑」開設時の住人第1号として入居してきました。経済的にも生活上も自立したいと強い信念をお持ちでした。GHの利用期限は3年間です。その間に作業の腕を上げてメール配達数を飛躍的に伸ばしました(障害者では日本最高記録)。収入が増えGHでは食事や生活全般の力を付け、2008年アパート生活をスタート。障害年金とメール便収入で自立生活をエンジョイしています。